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小川眼科
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--- コラム ---

2023年11月13日
亥の子餅

今日は旧暦亥の月の最初の亥の日です。古くから亥の子餅を食べると万病から逃れられると言われてきました。
中国の陰陽五行説で亥は水性にあたり、火災を逃れるという考えから亥の日には茶道では炉開きをしたり、昔は炬燵を出したりしました。

亥猪の祝いは、中国から平安時代に日本に伝来し、宮中の儀式として定着し、民間に普及しました。
亥の子餅はその儀式と共に、平安時代は「源氏物語」、鎌倉時代の「二中歴」、「年中行事秘抄」等中世から近世迄各時代の文献に残されています。

その歴史あるお菓子の亥の子餅は形がとってもキュートです!ウリ坊が形作られていて、色々なお店で様々な亥の子餅が出されています。

この間迄の季節外れの暖かさから一転して、炉開きが終わるともう本格的な冬がそこまで来ている!感じがします!!

亥の子餅

2023年10月25日
鈴なりの柿

今年の夏があまりに暑くて異常だったにも関わらず、昨年の不作とは打って変わって柿が鈴なりになりました。

果物には、豊作と不作が交互になる傾向にあるらしく、柿が実を付けると植物ホルモンが出て周囲の芽の成長を抑え、次の年には実はならない様にしているそうです。

柿はビタミンAを多く含んでいます。
ビタミンAはアイケアに重要で、目の働きを助けるビタミンとして知られています。
視機能に関係しているので、欠乏すると薄暗い所で物が見えにくくなります。目の網膜で光を感じるために必要なタンパク質ロドプシンの原料となるからです。
また、目の表面にある角膜で、涙を保持するムチンの分泌の促進と角膜上皮細胞の修復に関わっています。

果物としては、すこーしなんとなく地味な感じの柿ですが、日本古来からある日本が誇る果物で、その健康パワーは折紙付きだそうです!

鈴なりの柿

2023年10月15日
秋の香り 金木犀

先週末から、例年より遅くやっと金木犀の香りが風に乗ってやって来始めました。
どこからか甘く芳しく優しい香りがして来て、香りの元の金木犀の花を探すのも楽しみの一つです。

金木犀は橙黄色の可憐な小さな花で、香りは春の沈丁花、夏のクチナシと共に日本の三大芳香木の一つです。

学名は、「Osmanthus fragrans var. aurantiacus Makino」
Makinoでお分かり様に、この間迄の朝ドラのモデルだった牧野富太郎博士が命名されたそうです。

金木犀の香りを感じる度に、冬に向う何となく寂し気な秋に、甘い香りで秋を色付けをしてくれている気がして、思わず胸一杯に香りを吸い込んでしまいます。

秋の香り 金木犀

2023年10月10日
目の愛護デー

10月10日は目の愛護デーです!
数字の 10 10 を横にしてみると目と眉の形になる事が由来だと言う事です!

皆様に改めて目の大切さを確認していただくととともに、目の病気の早期発見・早期治療につながるよう、東京都と東京都眼科医会と共催で、10月に「Tokyo Eye Festival」を開催されます。
WEBでも配信されていますので是非ご参加ください!

目の愛護デー

2023年9月29日
視力表のお話

眼科の受診の際に、視力検査というのがあります。
視力検査の際の視力表には、「C」のマークの様に輪っかの欠けた形のを口頭で答えたり指差したりと小学生になった頃から見慣れたものです。

その視力表の輪っか「C」のマークの正式な名前をご存知ですか?
正式名称はLandolt ring です。
日本名は、ランドルト環です。
考案したのは、スイス生まれでパリで活躍したEdmund Landolt (シャーロックホームズを書いた作家コナン ドイルと友人だったそうです)が1888年に発表し、1909年イタリアの国際眼科学会で国際的な標準指標として採用されました。

視力は、1分(角度を表す単位で、1度の60分の1の角度)の視角を確認できる能力を、視力1.0といいます。

普通視力検査は、視力表から5メートル離れて行います。視力表で視力1.0に当たるランドルト環は、高さ7.5ミリ、文字の太さ1.5ミリ、文字の切れ目部分の幅1.5ミリです。この「文字の切れ目部分の幅1.5ミリ」がちょうど、5メートル離れた所からの視角1分になります。5メートル離れた所から、この文字の切れ目を確認できればつまりランドルト環の向きがわかれば、1.0の視力があることになります。

なんとなく見慣れた視力表ですが、先人の知恵が詰まっています。

最近は眼科でも5メートル離れた所からの視力検査が少なくなりましたが、当院は5メートルで検査しております!

当院を受診されて視力検査の際に、この話を思い出していただければ幸いです。

視力表のお話

2023年9月19日
文部科学省より
「子供の目の健康を守る」

9月に文部科学省から子供の目の健康を守る啓発資料が児童向け、保護者向けに作成され、提供されました。

裸眼視力1.0以下の児童の割合が年々増え続けています。
当院も皆様に、児童の視力低下や近視について以前より警鐘を鳴らしております。
是非この文部科学省からの資料を読み、ご活用下さいませ。

「子供の目の健康を守る」
「子供の目の健康を守る」
「子供の目の健康を守る」

2023年8月2日
富士山🗻

今年は例年以上の猛暑の日々が続いておりますので、少し涼しげな感じの写真をお届け致します。

飛行機の中から、雲を突き破るかの様に出ている富士山が見えた途端に、何故か感動を覚えます!!

富士山の山頂の気温は普段は夏でも平均5度前後らしいですが、今年は7月29日に16.1度を記録したそうです。
灼熱地獄の地上とは20度以上も低いとはいえ、富士山も地球温暖化の影響を多大に受けていますね!

炎威凌ぎ難いこの時期、まだまだ続く夏を熱中症にくれぐれも注意してお過ごし下さい!

富士山

2023年7月18日
夏☀️ サントリーニ島

今年も猛暑の夏がやってきました☀️

夏のバカンスと言えば、エーゲ海に浮かぶギリシャの島々を思い浮かべますね!
今回はサントリーニ島の写真をお届けします。

キラキラした太陽、青いどこまでも青い空、深い紺碧の海、そして断崖絶壁に佇む白壁の街並みが絶景です。
それらのコントラストが異国情緒溢れる中にもほのかな郷愁を覚えます。

夏☀️ サントリーニ島
夏☀️ サントリーニ島

2023年6月23日
紫陽花

咲き乱れる紫陽花にしっとりと雨が降り、梅雨ならでは風情が感じられる頃です。

紫陽花は日本原産と言われていますが、その日本の紫陽花を世界に紹介したのは、江戸時代、かの有名なシーボルトです。

シーボルトは日本から国外追放になった後、母国で日本の植物誌、
「FLORA  JAPONICA(フローラ ヤポニカ)」を出版し、紫陽花の一種を愛する日本人の妻「滝」の愛称「おたきさん」の呼び方そのままに「HYDRANGEA Otakusa(ハイドランジア オタクサ)」と名付けます。残念ながら、その紫陽花は既に命名されていたので正式命名にはならなかったものの、シーボルトの日本人妻への深い愛を感じます。

雨の中に佇む紫陽花は人の心の奥底にある寂寥の思いを起こさせます。群生している紫陽花が内なる孤独を更に感じさせ、我々の心を打ちます。

シーボルトが遠い母国で日本の妻と娘(イネ、後に日本初の女性産科医となり、オランダおイネと呼ばれた)を偲んだのが良く分かる様な気がします。

紫陽花

(日本植物誌より転載)


2023年6月5日
6月10日は「こどもの目の日」!

6月10日は「こどもの目の日」に制定されました!

生まれたばかりの赤ちゃんは僅かしか見えないのですが、成長に伴って6歳位迄に視力1.0を得ます。
一方、視力1.0に届かない弱視の早期発見や治療と低年齢化する近視の予防の為には「6歳、視力1.0」は大切な節目になります。
「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いが込められています。

当院では、これを機会に皆様にお子様の目の健康に興味や関心を持って頂き、将来ある子供達の視機能の発達を見守り、生涯の目の健康維持に取り組んで行きたいと考えております。

又、当院では近年、そしてコロナ禍においての子供達の急激な近視の増加や低年齢化を危惧し、近視発症の進行の予防をお知らせしております。

どうぞお気軽にご相談下さい。

6月10日は「こどもの目の日」!

(日本眼科医会HPより転載)


2023年5月22日
併設美容部門(医療脱毛etc)オープン!

昨年より準備してまいりました併設美容部門(医療脱毛etc)がオープン致しました。

地域の皆様のご要望等にお応えするかたちで、この医療脱毛を併設致しました。
オープンに関しまして、色々な方々よりお力添えを頂き本当に有難うございます。

眼科同様に、地域の皆様に更にお役に立てる様に頑張っていきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。

併設美容部門(医療脱毛etc)オープン!
併設美容部門(医療脱毛etc)オープン!

2023年4月17日
バンクーバー

桜の花も舞い落ちて桜蕊降る季節から葉桜の季節になって来ました!

カナダ、バンクーバーのARVO(Association of Research in Vision & Ophthalmology)の学会に参加した時に撮ったスタンレーパークとライオンズゲートブリッジの写真2枚を掲載致します。

ARVOは眼科の研究発表の学会としては世界最大規模で、基礎研究の興味深い分野の発表も多く、臨床分野の発表も多岐に渡っていて大変有意義な学会です。

バンクーバーはカナダ西部の太平洋に面した四季折々の季節が美しい自然と完成された都市が融合している魅力的な街です。

緊張した学会発表の後、バンクーバーの自然が緊張を解いてくれ、大変楽しいひと時だったのを思い出します。

バンクーバー
バンクーバー

2023年4月6日
眼科セルフチェック 

アムスラーチャート

40歳を過ぎたら一度は眼科医による眼の検査を受ける事をお勧めしますが、先ずはセルフチェックをしてみましょう!
セルフチェックは幾つかありますが、「アムスラーチャート」という検査の紙があって「視野の歪み」や「見えにくさ」のセルフ・チェックに使える便利な物があります。


 チェック方法 

①下の表と目との距離を30cmくらいに離します。
※普段近くの物にピントを合わせるために使用している眼鏡やコンタクトレンズを装用します。

②片目を隠し、もう片方の目でアムスラーチャートの中心にある黒い点を見つめます。

③その状態で格子の見え方に違和感がないかを確認します。

④一度画面から目を離し、少し目を休ませましょう。次にもう片方の目も同様にチェックします。


実際にテストしてみていかがだったでしょうか?

もし
◯マス目が一部欠けて見えるぼやけて見える
◯線が歪んで見える
など、見え方に違和感を感じた方!
網膜の病気の可能性も考えられるため様々な検査を行い、目の状態を詳しく調べる必要があります。
お気軽にご相談ください。

今回ご紹介した方法を定期的にセルフチェックをして頂くと目の異常の早期発見、早期治療に繋がります。
ぜひお試しください!

桜の開花

2023年3月15日
桜の開花🌸

昨日、桜🌸の開花の発表がありましたので、桜の花の写真をお届け致します。

今年は季節外れの暖かさで、都心では観測史上1位タイの早い開花発表となったそうです。

平安時代以降、花と言えば桜を意味する様に、桜は日本人が愛してやまない花ですね!

今日お届けした写真の桜の花は「胴吹き桜」と言われ、桜の幹から直接花を咲かせているのを見つけて撮った写真です。
「胴吹き桜」は、1番先に咲き、1番最後まで咲き誇ると言われていて、老木の桜がエネルギーを振り絞って何とか生きようとする生命力を感じます。

春は生きとしいける物全てが生命力溢れる季節です。
溢れる春の息吹を感じながら、お花見を楽しみたいですね!!

桜の開花

2023年3月13日
世界緑内障週間 (World Glaucoma Week  2023)

世界緑内障週間が3月12日から18日迄実施されています。
世界緑内障連盟(World Glaucoma  Association)が中心となって、全世界的に一斉に行われている緑内障啓発活動の為のイベントです。
緑内障への関心と正しい知識をより多くの方に持ってもらい、早期発見の重要性を知り、定期的に眼の健康チェックして、早期発見に繋げる取り組みです。

緑内障は、日本における失明原因の第一位であり、自覚症状が少ない為罹患していても気づかない事が多くあります。又緑内障と診断されても初期中期には自覚症状が無い為治療を中断してしまう事が問題となっています。適切な治療を受ければ生涯視野と視力を保てる病気です。
眼科での定期的な検診での早期発見と継続的な治療が最も大切です。
40歳を過ぎたら、眼科での定期検診をお勧めします。

「お知らせ」にも掲載致しました様に、市民公開講座も開催され、無料で視聴できますので、是非この機会に緑内障という病気を知って頂きたいと思います。

世界緑内障週間 (World Glaucoma Week  2023)

2023年2月22日
椿餅と源氏物語

先日、久しぶりに椿餅(つばいもち、つばきもち)を頂きました。

源氏物語第三十四帖「若菜上」の巻にも書かれている平安時代からの餅菓子です。公達、貴族の若者達が蹴鞠の後、椿餅や果物を食べてるというシーンが書かれています。
現代のとは少し違う様ですが、平安時代、あの紫式部も同じ様な物を食べていたんだ!というのは本当に感激しますね!
一説では日本で生まれた初の上生菓子ともいわれています。

「若菜上」は、源氏の絶頂期であると同時に衰退の始まりを予兆させる巻です。そのドラマティックなあらすじを思い出しながら頂く椿餅は格別です!!

椿餅と源氏物語

2023年2月20日

都内の梅の花が綺麗に咲く頃になりましたので、山王日枝神社で撮った紅梅の写真を載せてみました。

山王日枝神社も紅梅白梅が咲き、春の訪れを告げる様に私達を魅了してくれます。

紅梅の花言葉は「あでやかさ」「優美」です。
かの清少納言が愛でた花と言われています。枕草子にも、「木の花は濃きも薄きも紅梅」と記されています。
ちなみに白梅の花言葉は「気品」です。

梅の花は馥郁とした香りを持ち、凛としてかつ楚々とした美しさがあります。そしてそれは古来より梅を愛でた日本人の美意識の原点かもしれませんね!

梅

2023年2月6日
立春

2月4日に立春を迎えました。
まだまだ寒さが厳しい日もありますが、何となく太陽の光が春めいて来た感じで日脚が伸びて来たのを実感する日々です。

さて、早春のイギリスの写真を2枚お届けします。

1枚目はクリブデンハウスの庭の一角の並木道の写真です。
クリブデンハウスは、バークシャー州にあり、ロンドンヒースロー空港から車で30分位のウインザー城から程近い場所にあります。17世紀に建てられて、現在ナショナルトラストが管理しています。

2枚目はバースのロイヤルクレセントです。
バースはイギリス西部に位置し、ローマ支配期にはローマンバース、温泉の町として栄えました。
街の建物はハチミツ色の石で作られ、この写真のロイヤルクレセントは世界で最も美しいと言われている集合住宅です。

クリブデンハウスの庭の一角の並木道
バースのロイヤルクレセント

2023年1月24日
花粉情報

1月20日から大寒に入り、酷寒の時期を迎えております。
今週は今季最強寒波の襲来で大雪や低温への注意が呼び掛けられています。

ですが、春はもうそこまで来ています。
春の訪れの代名詞に花粉症がありますが、先日気象庁から今年の花粉情報第3報が発表されました。

関東地方は、今年の花粉は、例年や昨年と比較しても非常に多い❗️2倍以上との予報が出されています!!

飛び始めの予想は、東京は2月11日頃で例年並みとの事です。

又ピークも例年並みでスギは3月、ヒノキは4月との予測が出ています。

花粉が飛散する前に、予防を兼ねて点眼、
内服などの対策をお勧めします。詳しくはかかりつけの先生にご相談下さい!

(画像は全て気象庁より転載です)


2023年1月16日
雪山

新年1月に入り、ホームページに新しい写真を載せました。

富士山の写真は、昨年暮れに乙女峠から撮ったものです。
もう一枚の写真はカナダのウィスラーの写真です。ウィスラーはバンクーバーから北に120キロに位置する北米第一級のスキーリゾート地です。

コロナ感染症も、全国旅行支援が再開されお出かけの機会も増え、この冬はスキーやスノボに出かける方もいらっしゃると思います。

ウインタースポーツで気をつけなければいけないのが雪目、雪眼炎です。
紫外線に晒されてから約6〜10時間後、急に、目の痛み、結膜の充血、目がゴロゴロする、涙がでる等の症状が出ます。症状が重い場合は目を開いていられなくなります。
角膜の炎症、角膜上皮剥離が伴っている事も多いです。
治療は点眼薬になります。

ゲレンデでは、必ずサングラスして、眼を守りましょう!
サングラスは紫外線カットのものが良いですがあまり色が濃いととかえって瞳孔が開いて紫外線の量が多くなりますのでご注意下さい。
又症状が出たら、コンタクトレンズよりメガネの使用をお勧めします。

雪山
雪山

2023年1月4日
新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。 

本年、2023年の干支は癸卯です。
寒気が緩み萌芽を促す年との事です。
癸は十干の十番目で終わりとその次の始まりを表し、種子がはかるほど大きくなり蕾が開く直前を意味するそうです。
又卯は十二支の四番目で草木が地面を覆い萌え出づる春のイメージで、卯という字の形から、冬の門が開き飛び出る、飛躍を意味しているとの事です。

コロナ禍から脱し、大きく飛躍し向上する年になって欲しいと思います。

今年、当院も新しい部門を発進させる予定でおりまして、医家小川家、敬斎堂の歴史と伝統を継承しつつ、新しい事にも挑戦し、皆様のお役にたてる様に頑張っていきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。

皆様にとって本年が素晴らしい年になります様にご多幸を心よりお祈り致します。

新年のご挨拶

2022年12月23日
冬至: ストーンヘンジ🇬🇧

昨日は冬至でした。
ご存知の通り、冬至は一年の中で最もお昼の時間が短い日です。

日本では日の出は元旦に!ですが、イギリスではストーンヘンジでの夏至や冬至の日の出が有名です。

ストーンヘンジは、イギリスの南部、ソールズベリーの北西約13キロに位置する紀元前2,500年から2,000年前に作られたと言われている世界遺産に登録されている巨石群です。未だ何故作られたかははっきりと分かっていませんが、石の配列は太陽の動きを示すと言われています。
夏至や冬至の時はお祝いの儀式が行われ、沢山の人々が集い、ツアー等もあります。

毎年、冬至や夏至の日の出や日没の様子をEnglish HeritageがYouTubeのライブで全世界に配信していて、昨日も行われました。残念ながら曇っていて太陽を見る事はできませんでした。が、2020年、コロナで立ち入り禁止の年の綺麗な日没の写真を掲載してみました。

季節的には本格的な寒さはこれからですが、冬至が過ぎると毎日少しづつお昼が長くなります。

今年はクリスマス寒波との事で厳しい寒さの年末を迎えますが、体調にくれぐれも気をつけて良いお年をお迎え下さい!!

冬至: ストーンヘンジ

2022年12月12日
クリスマスの飾り

12月に入ると街はイルミネーションで輝き、あちこちでクリスマスソングが流れ、もうクリスマスムード一色です🎄

先日当院もクリスマスグッズを飾りました。くるみ割り人形のクリスマスオルゴールです。中が明るく光って雪がチラチラ舞ってる様で綺麗です。
お人形二体、可愛いのを飾りました。

クリスマスカラーといえば、赤、緑、白、ゴールドですが、それぞれに意味があるそうです。
赤はキリストの流した血を表し神の愛と寛大さを意味し、キリスト教のシンボルカラーです。緑は永遠の命や力強さ、白は純粋や潔白、ゴールドは高貴や希望や豊かさ、だそうです。

クリスマスが来るとあっと言う間に今年も終わりになりますね!

クリスマスの飾り

2022年11月25日
日展

秋の恒例の行事といえば日展です。
今年もお知り合いの方が入選なさってチケットも頂いたので見に行きました。力作揃いで十分に堪能させて頂きました。

国立新美術館は日本では珍しくコレクションを持たない美術館なので、英訳ではミュージアムではなくアートセンターとの事です。
来年は、ルーヴル美術館展、テート美術館展と楽しみが続きます。

六本木ももうすっかり初冬の趣で「朔風払葉」(きたかぜ このはをはらう)の季節そのものす。
クリスマスの賑わいの前の過ぎ去る秋を惜しむ寂寥感満ちたこの時期、枯葉散る音、落ち葉を踏むカサカサとした音だけが聞こえてくる、そんなこの時期をそっと静かに楽しみたいですね!

日展
日展

2022年11月16日
林檎

リンゴの美味しい季節になってきました🍎
スーパーのフルーツ売り場もこの間迄は真ん中には葡萄や柿などの秋のフルーツでしたが、いつの間にかツヤツヤとした赤や黄色のリンゴが盛られています。
リンゴの皮には健康に良いと言われるポリフェノールがたっぷりあるので、皮付きのまま横の輪切りのスライス(スターカット)して頂くのがオススメだそうです。

さて、先日小さい可愛い林檎を見つけました!!生和菓子です!
あんまり可愛くてそっくりにできているのでお写真をアップで撮ってしまいました!!中は白餡です。大切に美味しく頂きました😁

和菓子は日本の豊かな四季の彩りを見事に表していて、いつもとっても楽しみです。来月の忙しい師走の前に季節の和菓子を堪能して英気を養うのも良いかと思います。

リンゴ

2022年11月11日
紅葉

11月に入り立冬が過ぎると都内の木々の紅葉が進んで来たのを実感します。

今回お届けする紅葉の写真は昨年京都二条城で撮ったものです。
京都の紅葉はつややかに色づきそして一際紅く、美しさの中に「もののあはれ」さえ感じられる様な気がします。
平安の昔から、人々はこの紅葉を何より愛でて自然が与えてくれる美しさと、そして時が移ろいその美しさは永遠のものではない儚さにも思いを至らしたのに違いないと感じてしまいます。

木々は、葉を色づかせ葉を落とし、厳しい冬に備えます。人間も晩秋は寒暖差が激しく体調を崩しがちです。
体調に気をつけて、紅葉狩りを楽しみながら心身共に冬に備えたいものです!

紅葉

2022年10月24日
銀杏並木

秋に入り、ホームページの写真を神宮外苑で撮った黄葉した銀杏の写真に変えました。

秋晴れの空は、天高くと言われる様に青く澄み渡りあくまでも高く感じられます。その空に向かって、円錐形に整えられた黄金色の銀杏の木々が輝きを帯びて伸び、地上は落葉で黄色の絨毯になります🍁🍃🍂

コロナで引きこもりがちだった子供達も外遊びが快適にできる季節です。

昨今危惧されている子供の近視にも外で過ごす時間は大変重要です❗️

今年こそ、大人も子供も、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋を満喫したいですね!!

銀杏並木

2022年9月12日
十六夜

昨夜は十六夜でした。「いざよい」(十六夜)って何かオシャレなネーミングですよね!

十五夜の満月で中秋の名月の翌日、月が十五夜よりもためらっているかの様に遅く出ることから名づけられたと言われています。十六夜も十五夜に負けず劣らず美しく、共に秋の季語になっています。

満ちた満月だけじゃなくて色々な月を 愛でる感性は、日本人の繊細な美的感覚が感じられますね!

また、面白いのは、関東と関西ではお団子の形が違うんです!!

この形の違いは歴史的な事で、お月見の行事は平安時代に中国から来たもので、当時は里芋をお供えしていたので、そのまま関西のお団子はその里芋を模した形でだそうです。

関東のは、江戸時代からお月様の形を模した丸いお団子でお月見をしたのだと言われているそうです。

十六夜

2022年9月9日
重陽の節句

9月9日は菊の節句、重陽の節句です。
あまり馴染みの無いお節句ですが、陰暦9月9日は9という数字が陽数つまり奇数の極みであり、その9の字が重なる9月9日を重九と言い吉日としてきたそうです。

前日8日に菊の花を真綿で覆って夜露と香りを移しとり、節句の朝その綿で顔や身体を拭くと長寿を保つと信じられてきました。

685年、嵯峨天皇の時代から菊花の宴が始まったそうです。それ以来宮中で行われ、紫式部も歌を詠んでいて平安時代の様子がうかがいしれます。

菊は邪気払いと重宝されてきましたが、菊花は抗菌作用、解毒作作用があると言われているそうです。お刺身のツマにも飾ってあるのはただのお飾りでは無いのです。

又、東洋医学では、菊花は目を健やかにする明目作用があるとされているようです。漢方薬には菊の花が配合されているのがいくつかあるそうです。

菊の花弁をお酒に入れる菊酒にもその様な効用があるのかもしれません。

そんな故事を思いながら、目にも良さそうな菊酒を頂いて菊を愛でるのも秋の楽しみの一つかと思います。

着せ綿

着せ綿


2022年9月1日
秋の花粉症に注意しましょう!!

9月に入りました。長月の名前の由来の様に日に日に日暮れが早くなり、朝夕に吹く涼やかな風や、庭にすだく虫の音にも秋の訪れを実感するこの頃です🌾

さて、その秋に気をつけなければいけないのが秋の花粉症です!
花粉症で有名なのは春のスギ花粉ですが、秋もブタクサ、ヨモギ、カナムグラ等が原因です。
1961年に日本で初めて花粉症が報告されたのはなんとスギ花粉ではなくブタクサなのです。

今の時期、花粉症の症状はコロナ感染症の初期症状と類似しているのが多くて間違えやすいです。
コロナ感染症と花粉症の症状に共通するのは、頭痛、発熱、倦怠感、喉の痛み、咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等の症状です。

それらの症状の他に、目の痒み、目やにの症状があれば殆どが花粉症の可能性が高いです。コロナ感染症では、目の痒み等の症状が出る事は稀です。

見逃されがちな秋の花粉症ですが、コロナ感染と共に気をつけましょう!!

ブタクサ

ブタクサ(豚草)


2022年8月25日

これからコラム始めます。
季節のことや眼の情報などを発信できればと思っています。

このホームページの最初の写真は東京の空を撮ったものです。

今年の夏は本当に暑く、空を見上げる事さえためらう程でしたね!
また、新型コロナの影響で鬱々として俯きがちで、目線を上げて空を見上げることすら忘れてしまった様な日常でした。
でも実は、今年の夏の東京の空はこんな青く綺麗でした☀️

これからホームページやこのコラムに、自分で撮った写真も随時掲載したいと思っています。
又その時のエピソードや状況等も織り交ぜて皆様にお伝えできればと思います。

よろしくお願い致します♪